りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

読書という荒野

見城徹さんの「読書という荒野」を読みました。見城さんは68歳、そういう生き方をしてきたからなのか、その歳の割にアグレッシブ。「編集者という病」「たった一人の熱狂」「絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ」と読んでいるので、書いている内容にはそんなに新鮮味はなかった。ただ、一言「圧倒的な努力をして、成果を出してきた」ということかな。作家や芸術家たちとの濃厚な付き合いがあって、とことんやりつくした先に普通の人が到達できない何かがあって、それを経験した人だけが圧倒的なパワーで作品を作り上げる、そんな風に捉えました。ただ、今はちょっといいな。そんなに命をギリギリ削って何かをやりたいと思わなくなってしまった。だから、これでもか、これでもかと押しよせてくる力に初めて抵抗感のようなものを感じた。自分も歳をとり過ぎたということなのかもしれません。

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書という荒野 (NewsPicks Book)

 

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今月の読書 10冊

1月からの読書 50冊

プラットフォーム革命

 アレックス・モサドさん、ニコラス・L・ジョンソンさんの「プラットフォーム革命」を読みました。一言でいうと「世界がよりコネクトされると、企業が何を所有しているかよりも、何を結びつけられるかのほうが重要になる」ということ。そして、「無駄と非効率が存在する場所ではどこでも、プラットフォームが成功を収めるチャンスがある」ということかな。どういうプラットフォームが人々に受け入れられるのか、当然そういう考察もあるのだけど、最初にクオリティを維持することは重要。さすが海外の文献だけあって、事例が豊富で説得力のある文章でした。

プラットフォーム革命――経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか

プラットフォーム革命――経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか

 

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今月の読書 9冊

1月からの読書 49冊

My fitness Report 180724

久しぶりのフィットネスになってしまいました。筋トレとトレッドミル。気持ちの良い汗は久しぶり。やっぱり体を動かすのは気持ちが良い。それにフィットネスクラブは適度に冷房が効いていて体を動かしやすい。汗をかいた後のお風呂も気持ちいい。もう少し頑張らないと・・・

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本日の走行距離 7.5km

今月の走行距離 13.5km

1月からの走行距離 384.7km

東大読書 「読む力」と「地頭力」が一気に身につく東大読書

西岡壱誠さんの「東大読書」を読みました。 ポイントは「一生使える、5つの『スゴい読み方』」。1)「読み込む力」を劇的に上げる「仮説作り」、2)「論理の流れ」がクリアに見える「取材読み」、3)「一言で説明する力」を鍛える「整理読み」、4)「多面的なモノの見方」を身につける「検証読み」、5)「ずっと覚えている」ことができる「議論読み」の5つ。なかなかキャッチーにまとめているけど、中身は全く異論なしです。サブタイトル、帯、目次であらかた中身の予想を付ける。人に説明するつもりで読む。一言でポイントを要約してみる。複数の本を並行して読み、論点を比較する。批判精神を持って読むという風に言い換えてもいい。こういう風に整理してくれたことはとても判り易い。ただ、1点あえて言わせてもらうと、ゴールは東大生じゃないよなという点。まあ、タイトルが「東大読書」だから仕方ないし、それがキャッチーだから売れたりもするのだけど、東大生になるために本を読むわけじゃない。そこだけがちょっとだけ違和感でした。

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

 

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今月の読書 8冊

1月からの読書 48冊

ルームメイト

前から気になっていた作品。Amazonプライムで見てしまいました。北川景子さんも深田恭子さんもどちらもお気に入りの女優。途中で、深キョンが多重人格という設定なのかと普通に思っていましたが、ラストは意外な展開でした。深キョンも含めて北川景子さんの多重人格な一面だったのですね。多重人格というとダニエル・キイスの定番ですが、この作品も良かったです。この作品の北川景子さんは入院患者シーンも多いこともあって、ナチュラルメイク。どこかブザービートの時のリコさんを思い出しました。どこか自信なさげで、でも一生懸命。いつもの美人で意識高い系と違って、こういうのも彼女の魅力です。

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ジュラシック・ワールド 炎の王国

面白かったです。でも、アメリカの映画って本当に判り易い。本当に悪い奴がいて、ハラハラドキドキがあるのだけど、最後は正義が勝つみたいな。でも、ドキドキが半端なく迫力があって、主人公たちは3回くらい死んでもおかしくない感じ。毎回思わず声が出てしまいそうでした。ジュラシックシリーズは意図的に恐竜が軽快に動くわけだけど、やっぱり恐竜はノッシノッシと歩くイメージでそこは昭和な私としてはちょっと違和感。でも、本当に良くできている。それだけ見ていても楽しい。
今回は時間の都合で珍しく吹き替え版。オーウェン玉木宏さんでクレアは木村佳乃さん。どちらも声を聴いてすぐわかりました。個人的にはそんなに違和感は有りませんでした。

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