りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室

海猿を思い出してしまいました。ストーリーはある程度先が見えていて、確かに水戸黄門のように結果は裏切らない。判っているけど、やっぱり力が入って、それでいて涙してしまいます。もしかしたら、こういうお決まりのストーリは受け入れない人もいるのかもしれませんが、鈴木亮平さんをはじめとするキャストの迫真の演技が嘘臭さを吹き飛ばしてくれる。最初から最後まで全く飽きさせない作りになっていて、満足度MAXです。
赤ちゃんの泣き声がお母さんの目を覚まさせるのだろうなという予想はできたけど、新しい命はやっぱり希望なんですね。大きな声で泣いたとき、そこに希望の光が射したような気がしました。
一つだけ、フィクションだと思っても違うなと思ったのは、あの不愉快極まりない大臣。ただ、あそこまでダメな人は、やっぱり大臣なんかにはなれないんじゃないかな。そういう設定だからしょうがないとは思うけど、あり得ない人です。
ただ、死者ゼロという目標は美しいけど現実的でない。完璧を目指すから危険を顧みず、また周囲の人を危険に晒してしまう。医師が危険を冒せば、助かる命も救えない。実はそれが現実じゃないのかな。

監督:松本彩

脚本:黒岩勉

出演者:鈴木亮平仲里依紗賀来賢人ほか
劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室