りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

「失敗の本質」を語る

野中郁二郎先生の「『失敗の本質』を語る」を読みました。久しぶりに失敗の本質を復習するつもりで購入したのですが、この本は「失敗の本質」だけでなく、野中先生のこれまでの研究、すなわち知識創造に係る研究のすべてを振り返る内容という著作になっている。正直言うともう少し易しい言葉で語れないのかなと思う部分が無きにしもあらずなのですが、ある意味「失敗の本質」から始まる知識創造、リーダーシップ、国家の在り方なども含めた野中先生の研究体系に触れられてとても勉強になる作品でした。研究は常々何がその研究をする動機になったのか?という点が興味深い訳だけど、こうやって研究の流れをその時々の問題意識に触れながら追いかけるという試みはとても面白なと思いました。先生の作品をまた改めて読み返したいと思った作品でした。とても良かった。

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今月の読書 2冊

1月からの読書 19冊