りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

パーソナルプロジェクトマネジメント

冨永先生の「パーソナルプロジェクトマネジメント」を読みました。今週火曜日の研修の際に、先生からプレゼントされた作品です。書いてある内容は、先生が普段話されていることなので、正直それほど目新しくは無かったのですが、これだけコンパクトにまとめてくれているのはありがたいです。

で、この本の内容は「個人の目標管理にプロジェクトマネジメントの方法を適用すると上手くいく」というものです。確かにその通りと思いました。仕事と違って、個人の目標は達成できなくても誰からも非難されないし、まあそれなりにエクスキューズもあるのでなんとなく未達のままにすごしてしまうことが多いのですが、後悔崎に立たずです。後で人生を振り返ったとき「しまった」と思わないためにもきちんと個人の目標を管理していくことは大切なのではないかと思います。そして、その場合にPMの考え方はマッチするというのも説得力がありました。唯一違うかもしれないというか、むしろ一番大事なのはモチベーションをどう維持するかという点。ここは研究会の成果らしく優等生な回答がありましたが、むしろ自分と向かい合って、欲望丸出しでいいんじゃないかとそんな風に思いました。

第3章の実録・「結果を出す人を目指す」は冨永先生自身の話で、これはこの本で一番参考になりました。冨永先生の講義を聴いていると、最後はトップと話して理解してもらうというところに落ち着いてしまうことが多いのだけど、それだけ真剣に顧客の立場で考え、それが正しいと信じているからトップを説得できるんだなということが、今まで以上に理解できたような気がします。

「成果に結びつくプログラムやプロジェクトのためには、与えられた範囲を守ることに終始しない、リーダーによる能動的なビジョンの創造や戦略思考が求められるということです」

パーソナルプロジェクトマネジメント

パーソナルプロジェクトマネジメント

 

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