りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

空母 いぶき

映画としては面白かった。終了時間が少し気になって、どう終わるのかと思っていたけど、なるほどこういう終わり方なんだと感心しました。ただ、そこにリアリティがあるのかというと、もしかしたら違うのかもしれない。原作との設定の違いは、色々な配慮が働いたのだと思うけど、こういう終わり方は嫌いな人は嫌いなんだろうな。自衛隊掲げる専守防衛。確かにこうした思想を背景に闘うとこういう動きになるのかもしれないけど、本当にそれで良いのかというのは一人一人の国民が考えるべきことだと思う。映画だから良かったところもあるけど、これは大いに意思決定の足かせになるように感じた。だからこそのカッコよさもあったのだけど。ちょっと全編鳥肌モノ。将の判断は重たい。何せ人の命が掛かっているのだから・・・戦闘とはいえ人の命を奪う命令が出せるのか。護るべきもののために、命を犠牲にできるのか。意思決定の重さも感じた。リアリティを気にしないできれいごとが通じるなら、映画はとても面白かった。

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