りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

バーゼル銀行監督委員会"ストレステストの諸原則" 改訂の背景と概要、監督当局と銀行の実務調査

久しぶりに金融関連のセミナーに参加。ちょっと疲れていたのもあるのだけど、この手の話に全然興味が持てなくなっている自分を再発見。ストレステストのモデルにはとても興味があったのだけど、本日はそこは対象外。金融機関のリスク管理リスク管理におけるストレステストの活用、その課題など講師の解説の後のディスカッションは完全に上の空になってしまった。もう、腕時計とにらめっこ状態。ただ、今日のセミナーで良く判ったことは、監督の方向性が手取り足取りではなくなって、明らかに方向性、指針だけを示し、あとは実態に合わせて自分たちで考えるようにという方向になってきていること。確かに、メガバンクに合わせて細部にわたって規制の中身を決めていくと、地域金融機関には関係ない話のオンパレードになりかねない。逆に言うと、商業銀行といっても、それくらいビジネスの中身は変わっているということ。そして、それに関連して、今のままでは地域金融機関が立ち行かなくなることは明確なので、自分たちで自分たちのビジネスモデルをしっかり考え(これがRAF、リスクアペタイトフレームワークなのかもしれない)、そのリスク管理としてのストレステストという位置づけであることが何となく判りました。やっぱり地域金融機関というか商業銀行という業種が立ち行かなくなっているのかな。