「とにかくいい映画だから」という強い推薦があって、本日TSUTAYAで借りて見てみました(残念ながらAmazonプライムにはなかった)。戦争をモチーフにした映画、特に広島を舞台としているとどうしても原爆に引っ張られてしまうのが一般的だと思うけど、あえて舞台は呉。タイトルが示すように、特別なことは無いけれども、戦時中も慎ましやかに生きて、そして当たり前のように悲しい出来事があって、痛みや苦しみを乗り越えて、それでも生きていく。結婚は突然だったかもしれないけど、それでも夫婦には愛情があって、主人公のすずさんはおっとりしているけど、生きていく力強さは感じさせてくれる。人生は何が起こるか判らない。ただ、起こった現実を踏まえて、生きていくことが強さなのかなと感じさせられました。
正直いうと、なぜそこまでこの映画を推薦してきたのかなというのは良く判りませんでした。「生きる」というか「生きていく場所」なのかもしれないけど、個人的には上手く消化できなかったような気がします。