百田尚樹さんの「フォルトゥナの瞳」を読みました。やっぱり百田さんの小説は面白い。人の運命が見えてしまうという着想は小説としてはそんなに突飛なものではないと百田さんの紡ぐストーリーテリングは読むものをぐいぐいと惹き付けていく力があって、どんどん小説の中に引き込まれて行ってしまいました。この作品、来月封切られる映画の原作。主人公役は神木隆之介さん、その恋人が有村架純さんのようだけど、確かに二人のイメージがとても合っているような気がしました。エピローグは何となくそんな気もしたけど、話の結末は何とも悲しかったかな。ただ、その選択をしないで生きていくのはやっぱり辛かったんだろうなというが、それまでの主人公の生き方から本当に想像できる感じがして、だからこそこの作品が心に残るような気もしました。来月は映画を必ず見に行きます。
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今月の読書 5冊
