りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

不正リスクを深く理解する

夕方からセミナーに参加。昨日睡眠時間が極端に短かったので、今日は一日中どこか集中力に欠ける。会議中も寝ているわけではないけど、全然集中していない自分を発見。やはり睡眠はしっかりと確保しないと・・・でも、今日も夜更かし覚悟でセミナーに参加。とても丁寧な説明で、良くわかったのだけど、何となく不正を研究するというのは、後ろ向きな感じがして面白くない。性善説かもしれないけど、やっぱり不正は起こさせてはいけない。

理屈として一番しっくりいった枠組みは「不正のトライアングルの進化系」といわれるもの。構成はPressure, Capability, Opportunity。確かに。不正をしなければならない状況に追い込まれていること。不正を行うだけの能力があること。そして機会。でも、防ぐために一番大事なのはやっぱり不正をしてはいけないという自制心であり道徳。追い込まれても、能力があっても、機会に恵まれても不正をしない人はしない。今、百田尚樹さんの「日本国紀」を読んでいるのだけど、戦国時代の章にヨーロッパ人から見た日本人の印象として以下のようにまとめている。

「善良で親しみやすく、名誉を重んじ、盗みを憎む。これが16世紀の日本人の姿であった。(中略)ただ、300年後の幕末の頃に日本に来たヨーロッパの人たちも同じような印象を記している」

やはり、文化であり教育なんだろうな。