西田文郎さんの「No.1理論」を読みました。「思考は現実化する」に通じるものがあります。ブレイントレーニングとサブタイトルにありますが、簡単にいうと「イメージトレーニング」ですね。スポーツの場合は失敗をイメージするとどうしてもホルモンバランスというか筋肉の弛緩というかそういうものにつながってしまってイメージが失敗の要因になるということは自分の経験を通しても説得力があります。ポジティブ思考と一言で言ってしまうと簡単なのですが、多くの人の場合どうしても過去に失敗してしまったデータの蓄積があるのでそういう経験からネガティブな結果をイメージしてしまうのは必然のようです。では、どうやってそのネガティブなイメージから脱するかがこの本のポイントなのだけどその一つが「クリアリング」。体の何かのポーズ(例えばVサインを作るとか指を鳴らすとか)を決めておいて、それをすることで成功のイメージを体に刷り込むというもの。体の動作を通じていやなイメージを消して、成功のイメージを思い出すことで気分転換と目標をより意識付けるという効果があるようです。このほかにもいろいろ。目標を目指すのではなく、目標はできると思い込ませることがポイント。渡邉美樹さんの本にもいろいろあったけど、とにかく成功を具体的にイメージするということがポイントのようです。
No.1理論―ビジネスで、スポーツで、受験で、成功してしまう脳をつくる「ブレイントレーニング」
- 作者: 西田文郎,「元気が出る本」出版部
- 出版社/メーカー: 現代書林
- 発売日: 1997/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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