りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

コンサドーレ

旅行2日目。朝から札幌へ移動。ホテルに荷物だけ置いて、札幌ドームへ。今回の北海道旅行の目玉はコンサドーレ札幌京都サンガFCの試合。小野伸二コンサドーレに移籍したので、どうしても伸二が見たくなったのが北海道に来るきっかけとなりました。
札幌ドームは札幌から地下鉄東豊線で20分弱。福住という駅から徒歩です。イメージとしては浦和美園から埼玉スタジアム2002に行く感じだと思っていたけど、東豊線の中はコンサドーレのユニホームを着ている人がほとんどいない。1車両に2名くらい?これが埼玉高速鉄道なら真っ赤なのに…いまいち盛り上がらないなと思いながら、札幌ドームへ到着。ドームだけあって、雨の心配もないし、食べものの売店も多いし、どこか後楽園スタジアムの雰囲気。そして、席はメインスタンド、前から10列目ということで、肉眼でも選手の表情が見られ、声が聞こえる距離でした。
しかし、肝心の試合は今ひとつでした。伸二は中盤の底から全体を良く見て、時折「さすが」というプレーを見せてくれましたが、何かチーム全体としてそれに反応していない感じ。伸二の運動量も少なめの印象。ちょっと省エネプレーな感じがしました。サンガには大黒や山瀬がいて、山瀬も浦和にいる時は大好きな選手の一人でしたが、何か光るものを感じず、逆に大黒はどこから見ても大黒らしいプレーがみられて、「ああ、やっぱり大黒だ!」と感じさせるところがありました。

最近のレッズ戦と比べると、ワンタッチプレーがほとんどないのが印象的。あと、トラップミスを始め、全体的にミスが多い印象。「1990年代の負けまくっていたころのレッズはこんなサッカーだったかもしれない」と変なことを思い出しました。今はJ1全体のレベルが上がっていて、これはやっぱりJ2なのかなと結論付けざるを得ない感じ。もちろん、印象なんだけど。
そして、お目当ての伸二は前半で交代。結果、後半は試合に全く興味が持てず、「浦和の試合ならお目当ての選手が出なくても、最後まで熱狂できるのに」とか「ワールドカップなんか、ほとんど選手知らなくても、朝早起きしてずっと試合を見ていたのに」とか何だか複雑な心境で試合が終わるのを待ってしまいました。全般的に観戦マナーも悪い。メインの本当に一番良い席なのに、全然サッカー観戦に集中していない人の割合が多くて、これも気を散らせる要因。試合も、サポーターもいまいちな印象を持ってしまいました。伸二が、われらの小野伸二がこんなところでプレーしているのかと思うと、涙が出そうになりました。
ホテルに帰って、コンサドーレの掲示板を見ていたら、「今日の試合、脚の怪我をしている伸二を無理に監督が起用した」という書き込みがありました。「伸二が出なかったら、何のために北海道に来たのかわからないけど、伸二に無理をさせて選手生命を短くしたらどうするつもりなんだよ」ととても腹立たしく思いました。「本当に伸二がこんなところにいて良いのだろうか」と…本当に泣きそうです。コンサドーレの試合はもうあんまり見たいと思わないけど、それでも伸二の応援だけは行くような気がします。
夜は奥さんのリクエストで、JRタワーで夕食&展望台。札幌は台風の影響で雨。でも、雨の夜景も美しかったです。あと、モントレーホテルはとても気にいりました。