今日は山田真哉さんの「食い逃げされてもバイトは雇うななんて大間違い」を読みました。山田さんは「さおだけ屋・・・」が有名ですし、「女子大生会計士」シリーズも結構有名です。で、この本もちょっと前の本ですが、家に積んどくされておりました。
この本を書いた目的は、大きく2つあるらしく、1)数字の裏側を読む、2)会計が分かること≠ビジネスが分かることということらしいです。キーワードは「禁じられた数字」。道具を悪用したり、ダメな使い方をして生まれてくる数字です。より具体的には、作られた数字、関係ない数字、根拠のない数字、机上の数字などがあります。
会計の世界では、1)計画信仰(計画作成能力)、2)成長への圧力があり、ここから、この禁じられた数字を使うニーズが生まれてきました。目先の利益と長期的利益は一致しないことが多く、このためには二分法を用いた複眼思考を身に着ける必要性を説いています。月並みな感想ですが、まあまあ面白かったのと、ところどころ会計の解説が入っていて、改めて会計の勉強の意欲がふつふつと沸いてきました。
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/02/15
- メディア: 新書
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2008/11/03セミナー終了後の活動
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