りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

残酷すぎる人間法則

エリック・パーカーさんの「残酷すぎる人間法則」を読みました。いつものように、エビデンスのある、ある意味残酷な、そしてリアルな現実を教えてくれる本なのですが、記憶に残ったのは「孤独」がいかに幸福度を下げるのか、というところと、最後の結論らしきものとして「帰属意識こそが、人生に意味を感じさせるもの」というもの。結局、ホモサピエンスが生き残ることができたのも、グループで共同して意思疎通をし、協力して仕事をすることができたから・・・というところに起因するのかもしれないけど、グループに帰属するということは、生きることを意味する。そして、グループの中はお互いの信頼関係で結ばれる。信頼関係を醸成するには、コミュニケーションが大事だし、相手に認められることも必要。そう、生きるために必要だったことが、幸せにつながることになっている。遺伝子の働きって、そういうことなんですね。

あと、忘れないようにメモ。結婚する人は減っているけど、結婚後幸せな結婚生活を送れる人も少なくなっている。孤独は幸福度を下げるが、一度結婚して離婚することのインパクトは生涯結婚しない場合より大きいという。難しいです。