ライフハッカー・ジャパンの記事。ニュースソースはビル・ゲイツ氏自身のブログ「Gates Notes」に3月21日に投稿した記事。ゲイツ氏はOpenAIのボットが、同氏が出した「生物学のアドバンスト・プレイスメント」や一般常識を試す質問に対し、極めて優秀な回答をしたことにGUIを初めて見た時のインパクトと同様に驚きを覚えたとのこと。これを受けて、自分たちがなすべき5つのことを示している。
1.AIをどうビジネスに役立てるか、今のうちに考える。
すべての業界がAIを中心に再構築される前提で、これからのビジネスは、AIをどれだけ使いこなせるかで差別化されていくと述べている。
2.自分の仕事に対する考え方を変える。
AIにできる仕事により、一部の労働市場には影響が出てくることは事実。ただ、こうしたAIを使うことで自分の仕事の効率を上げることができる。AIを使うことを前提に仕事の組み立てをするべきである。
3.「パーソナルエージェント」を利用する未来を想定する。
4.AIの暴走を心配しすぎるのはやめよう。
強いAI、自分の目標を自ら選べる能力を備えているAIは脅威かも知れない。ただ、それを心配するよりは、今の現実を踏まえてAIをどう利用していくかに注力するべき。
5.むしろ心配すべきは、人間によるAIの使い方
これは、色々なところで言われていること。包丁も使い方を誤れば殺人の道具になるというのと同じ。
まずは、現状のAIの進歩をよく見て、それを自分の生活に取り入れ、役立てる方法を考えるべきということと理解しました。