りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

コンサル1年目が学ぶこと

 大石哲之さんの「コンサル一年目が学ぶこと」を読みました。本の帯に書いてあるのは「できるプロフェッショナルに共通する一生モノのベーシックスキル」とあって、第1章コンサル流話す技術、第2章コンサル流思考術、第3章コンサル流デスクワーク技術、第4章プロフェッショナル・ビジネスマインドという構成。改めて読んでみて、確かにそうだよなって思うことが多くて、大変勉強になりました。

第1章 コンサル流話す技術

・PREPの型に従う。結論から話す形でPoint = 結論 Reason = 理由づけ Example = 具体例 Point = 結論の繰り返しで締めるという話し方。

・変な駆け引きをせず、言い訳をせず、言われたことにきちんとストレートに答える

・感覚的に把握している問題を、 実際に「数字」に落とし込み、「証拠」にすることで、人を納得させる。

・文化のような差が生じやすい高度な次元のコミュニケーションを、あえてしないことです。これを文脈が低いという意味で「 ローコンテクスト」という。一方、玄人好みの映画はハイコンテクストといわれます。映画の背景や文化に関する前提知識が必要で、それがないと文脈がまるで理解できません。

・人を動かすことのできる本当に説得力のある話は、論理面と感情面、どちらも高いレベルで完成されているものです。

・相手の期待を超え続けることがビジネスの基本。そのためにはまず、相手の期待の中身を把握する必要がある。

・期待値の把握、それは、①その仕事の背景や目的 ②具体的な仕事の成果イメージ ③クオリティ ④優先順位・緊急度の4点をしっかり確認すること。

第2章コンサル流思考術

・ビジネス能力を向上させるのは、情報量ではなく、考えること です。 どれだけ考えたかが、ビジネス能力を向上させるのであって、 情報量そのものが能力を向上させることはありません。

・情報に接する時は、必ず自分の意見をもって接することです。

第3章コンサル流デスクワーク術

・議事録とは、①決定事項、確認事項を書き、関係者に確認し、決定するためのもの ②決定事項を書いて、後日のための証拠に残すためのもの、このため、①決まったこと、②決まらなかったこと(次に持ち越したこと)、③確認が必要なこ、④次回に向けてのTODO(誰がいつまでに)の4つが簡潔にクリアーに整理されて書かれていたら完璧。

パワポはワンスライド・ワンメッセージ:①根拠となる数字や事実、②自分の解釈や主張

第4章プロフェッショナル・ビジネスマインド

・がんばることにコミットしてはいけない。 社内の上司にコミットしてはいけない。 仕事の成果に対してコミットすること。 常に自分が貢献する相手にコミットメントをもつ。

 ・チームワークとは、それぞれにしかできない役割をそれぞれが担って、チーム全体の勝利に向かって走ること

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

 

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