金曜ドラマ「100万回言えばよかった」の最終回。前回、事件は解決しているのと、幽霊としてこの世に未練を残して漂っていた直木（佐藤健）の姿は事件解決とともに消滅していったので、基本的に話は前回で終わっている。ただ、前回のラストは悠依（井上真央）が自宅で目を覚ますとキッチンで料理を作っている直木がいた・・・という設定。今回はこの謎解きがポイント。もちろん、この作品自体がフィクションもフィクションで幽霊を扱っているくらいだから、何が起こっても不思議はないのだけど、最終回は直木と悠依に別れのためのスペシャルな時間が与えられたというもの。そう、言い残した気持ちを、言葉にしてきちんと伝える、そういうスペシャルな回でした。何となく、読める展開ではあったのだけど、それでもこの最終回があって、しっかりと話にけじめがついたような気がする。別れてしまうのだけど、何故かハッピーエンドな感じのするほっこりした回でした。なんだかんだ言って、毎回楽しみに見ていた。終わってしまってちょっと残念。
