奥さんの実家のお墓参りの帰りに、そのまま実家に寄って片づけを手伝ってきました。もうすぐ取り壊してしまう家だけど、２階の３つの部屋には、正月に亡くなった義兄のPCだのオーディオの機材が所狭しと倉庫のように山積みになっている。PCは自作のものがざっと100台くらいあって、いずれも作りかけ。完成品は1台もなかった。懐かしのオープンリールやアンプ、スピーカーなど、いったいいくらのお金をつぎ込んだのだろうというくらい機材があって、その奥にある仏壇や神棚への道を塞いでいる。家を取り壊すにあたって、これら産業廃棄物は業者に頼んで丸っと廃棄してもらう訳だけど、業者から「神棚や仏壇、人形はきちんとお祓いを済ませておいてください」という注文がついたらしい。確かに、きちんとそうした手続きを踏まないと気持ちが悪いのは事実。そのためには、ある程度荷物を片付け、道を作らなければならない。というわけで、4人がかりで部屋を片付け掃除をして、何とか神主さんやお坊さんが来てくれたら、お祓いができるという状態まで整理しました。いや、本当に大変でした。ここまで整理できるとは思っていなかっただけに、やれば何とかなるんだなという実感がこみ上げてきました。達成感も大きい。
