りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

大学4年間の経営学が10時間で学べる

 高橋伸夫先生の「大学4年間の経営学が10時間でざっと学べる」を読みました。確かに、とてもコンパクトにまとまっていて読みやすいし、エッセンスが判りやすいなと思いました。例えばITストラテジストの試験を受ける人がマネジメントの重要キーワードをきちんと把握したいとか、歴史的にどういう流れでこういう考え方が出てきたのかとか、結果的に現在はこの理論がどういう評価を受けているのかとか、そういうものをまさに「ざっと」把握するにはとても良いテキストだと思いました。ただ、それを実務で、例えばコンサルで使ってみようという時には、もう少し突っ込んでしっかり勉強しないと使えないかなというのもあるかな。それは、これだけ全体を網羅し、コンパクトにまとめてしまっているのでやむを得ないことだと思うので、まずは全体感を掴む意味で通読し、気になったところを深堀するという使い方が正しいように思いました。でも、これ流石だなと思ってしまいました。辞書というより全部を通読して全体感を掴むには良い本だなと思います。

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