1987年の作品。当時、滅茶苦茶話題になって、不倫というか、一晩のアバンチュールがいかに高くつくか、世の中の男性を震撼させた作品。改めて見ても、危険な女の怖さは今でも十分通用するような気がする。
ストーリーはとてもシンプル。パーティーで会って、少し気になった女性と土曜日に再会。偶然、家族は実家に帰っている。一緒に食事して・・・まではどこにでも普通にあるようなことのような気がする。そこから先は、個人の選択だけど、多分男はラッキーと思いつつ、抱え込んだリスクは想像できなかったんじゃないかな。自分にとって都合よく色々なことを解釈していく。余程の事が無い限り、その解釈の甘さに気が付かない。そして、気が付いた時には取り返しがつかない。
それにしても怖いな。ただ、当時と違うことは、今は何かとハラスメント行為への制裁が厳しいから、何をするにもリスクを先に考えてしまうことかな。いずれにせよ、男にとっては教訓となる映画。