りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

英国王のスピーチ

全然違うのだけど、新型コロナウィルスにどう立ち向かうのかというスピーチをしているボリス・ジョンソン首相の事を思い出した。やっぱり、リーダーの力強い演説こそ民意を方向付ける力になりうる。どこかの首相が自信なさげに原稿を読む姿と比較して、欧米の指導者の言葉には何と力があることか。
王族でありながら吃音で無口な少年が成長し、やがて国王になるとき、演説ができないことはどれだけのハンデになることか。国民が言葉を求めている。話さなければならないプレッシャー。国王は医師と妻の力によってこれを克服し、素晴らしい演説ができるようになるというジョージ6世をモデルとした実話。吃音は生まれつきといいながら、メンタルな側面が大きい。だからこそ支える力が重要なんだと思う。この支える力は、信じる力でもあり、信頼関係があってこそ成り立つもの。まず愛があり、そこに信頼関係があり、信じる力になり、心が開かれて、吃音を克服する。演説、良かったな。最後の演説でぐっとくる映画でした。

英国王のスピーチ