りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

 エリック・シュミットさん他の「1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え」を読みました。そもそも、作者がGoogleです。GoogleだけでなくAppleジョブズも多大なる影響を受けた、コーチであるビル・キャンベルさんの教え。一言でいえば、「人間関係の質がキャリアや企業の命運を握る」ということかもしれない。そして、チームをどうやってメイキングしていくか。

・企業の成功にとって、スマート・クリエイティブ(専門性とビジネススキル、創造力を兼ね備えた人材)を生かす環境と同じくらい重要な要素がもう一つある。それは、さまざまな利害をまとめ、意見のちがいは脇に置いて、会社のためになることに個人としても集団としても全力で取り組む、「コミュニティ」として機能するチームだ。

・人は職場の協力的なコミュニティの一員だと感じると、仕事に対する意欲が高まり、生産性が上がることが、研究により示されている。

・マネジャーの権威は「部下や同僚、上司と信頼を築くことによってこそ生まれる」

・どんな会社の成功を支えるのも、人だ。マネジャーのいちばん大事な仕事は、部下が仕事で実力を発揮し、成長し、発展できるように手を貸すことだ。われわれには成功を望み、大きなことを成し遂げる力を持ち、やる気に満ちて仕事に来る、とびきり優秀な人材がいる。優秀な人材は、持てるエネルギーを解放し、増幅できる環境でこそ成功する。マネジャーは「支援」「敬意」「信頼」を通じて、その環境を生み出すべきだ。

・決定を下さないのは、誤った決定を下すよりたちが悪いかもしれない

・ある学術論文は、信頼を「相手の行動へのポジティブな期待に基づいて、進んで自分の脆さを受け入れようとする心理的状態」と定義している。要は信頼している相手には安心して自分の弱さを見せられる、ということだ。そして、信頼とは「約束を守ること」だ。信頼とは「誠意」であり「率直さ」であり「思慮深さ」である。

・チームの心理的安全性とは、「チームメンバーが、安心して対人リスクを取れるという共通認識を持っている状態であり……ありのままでいることに心地よさを感じられるようなチームの風土で ある」。

・人は物語を理解すれば、それを自分の身に置き換えて考え、何をすべきかを悟る。心から納得させるんだ。

・「ありのままの自分」をさらけだす 人はありのままの自分でいられるとき、 そして全人格をかけて仕事をするとき最もよい仕事ができる。

・一人ひとりのエゴの先にあるものを見通し、全員が力を合わせればどれほどの価値を生み出せるかを理解できる人物が必要なのだ。

・彼は勝つことに集中したが、「正しく勝つ」ことにこだわり、状況が厳しくなると自分の核をなす価値基準に立ち戻った。人と人との隔たりを埋め、耳を傾け、目をこらし、それから舞台裏での会話を通じてチームを一つにまとめた。

・そして「勤勉」であること。「誠実」であること。そして最後に、あの定義のむずかしい資質、「グリット」を持っていること。

・人を大切にするには、人に関心を持たなくてはならない。

・真の心の絆を育め。それこそがゆるぎないもの、チームを本当に強くするもの

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今月の読書 8冊