phaさんの「しないことリスト」を読みました。というか「頑張らない生き方」の本という感じ。そういう生き方があっても良いとは思うけど、自分とは違うなと思いながら、それでもいくつか気になる言葉がありました。
・過去に固執しない・・・一度ある方針で流れを進めてしまうと、その決断が間違っていたと認めたくない心理が働くので(それに固執しない)ということ。所謂損切。
・成功は一旦得たら、すぐに手放した方が良い。なぜかというと、得て積みあがったものが自分を縛る枷になって、しがらみだらけで自分の好きなように動けなくなるから。
・成功というのは、悔過ではなくそこに至るまでの過程の方が大事なものだ。
・ハーマンシュタインの言葉:有能な怠け者は指揮官にせよ。有能な働き者は参謀にせよ。無能な怠け者にはルーチンワークをやらせよ。無能な働き者には一切の責任を与えるな。
・大前研一さんの言葉:人間が変わる方法は3つしかない。時間配分を変える、住む場所を変える、付き合う人を変えるの3つ。最も無意味なことは「決意を新たにする」ことだ。
・ニーバーの祈り:神よ、私たちにお与えください。変えることができるものについて、それを変える勇気を。変えることができないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを。そして、変えることができるものと変えることができないものを、見分けられる知恵を。
・少数のたまたま上手く行った成功例を一般化してはいけない。
・人間は感情無しでは生きられない。人間のどんな合理的に見える行動にも、その奥底には非合理的な感情がある。
・コマントリーとは「何かの目的のためにそれをするのではなく、それ自体を楽しむ」ということ。対義語はインストゥルメンタル。コマントリー的に生きるのが幸せに生きるコツ。
・丹田に意識を集中するというのは、全身からうまく力を抜くためにいくら意識しても力が入らない場所を集中して意識するということなのだ。
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今月の読書 3冊