りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

東大教授が教える独学勉強法

柳川範之先生の「東大教授が教える独学勉強法」を読みました。どうしても、2018年に最も読まれた文庫とか、東大生協第1位という帯に弱い。

ノウハウ的なものではなくて、一言でいえば「批判精神をもって本を読む」ということ。筆者が述べていることが「本当にそうなのか」疑うことで、納得感を持って理解することができ、血となり肉となる知識になるということでしょうか。受験勉強とちがって、正解を導き出すというのが勉強ではないということはその通りと思います。 

あとは多少ノウハウ的なところもあるのだけれど、とっかかりは入門書を3冊くらい買って、自分に合う本を見つけて大枠を理解すること。大枠を理解することと、自分に合う本を見つけることが大事だということです。それから、マーカーを引かない。引くなら2回目以降に引くということ。最初は何でも大切に思えてしまうからというのはなるほどです。それと、ノートにまとめない。ノートやメモはアイデアや考えを書き出したり整理したりするのに活用するもので、本に書いてあることを整理すると、労力ばかりかかって記憶に残らない・・・というかまとめて満足してしまうということかな。満足すると忘れるし。そんなところが気になったポイントでした。

東大教授が教える独学勉強法 (草思社文庫)

東大教授が教える独学勉強法 (草思社文庫)

 

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