りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

すぐに未来予測ができるようになる62の法則

 日下公人さんの「すぐに未来予測ができるようになる63の法則」を読みました。森岡毅さんの推薦本です。確かに面白い視点はいくつかあったのだけど、少し時代感覚が古い。もともとは2002年の本らしいので、その時代、つまりリーマンショックより大分前にこれだけの話をしているのは凄いといえば凄いな。ちょっと気になったのは以下の5点。

・イノベーターとラガードは意外に近いのである。

・人間が豊かになっていくと、目や耳で満足する段階から、舌を満足させるようになり、最終的には匂いや肌ざわりにこだわるようになる。

・子供の頃からコピー的量産品ばかりで育った人は、こうした本物の価値を楽しむ能力がない。本物と出会う機会を増やすことで、それが本物と偽物を見極める目を養うことになる。

 ・ゾンバルトはヨーロッパ中世の贅沢競争の動機は、女性をめぐる恋愛及び恋愛ごっこだったと考えた。

・試験は頭のよし悪しというより、従順さと忍耐心の大小を問うものになりやすい。

・成功したら、しがみつかずに、さっさと次の新しいビジネス、時代に合ったビジネスを始めてしまう。

・「陰徳あれば陽報あり」という言葉がある。人知れず善行を積んだ者は、かならず良い報いがいつか表れるという意味

・"所有から利用へ"の時代となる。

・日本的な品質の高い製品をつくろうと思うと、やはり品質の高い人間、品質のわかる人間がやらないとできない。

すぐに未来予測ができるようになる62の法則

すぐに未来予測ができるようになる62の法則

 

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