侍留啓介さんの「新・独学術」を読みました。帯に大きな佐藤優さんの写真があって、「独学術」の名前だったので、てっきり佐藤さんの作品かと思いきや、侍留さんのものでした。大学受験の参考書・問題集で基礎を固めるという考え方は、佐藤さんの主張とも一致している、佐藤さんの本も具体的だったけど佐藤さんが話すとどこか「そういうことは佐藤優さんだからできるのであって・・・」と思ってしまうところがあるのと、なんだか相当の覚悟が必要な印象を持ってしまうのだけど、同じことを別の人が話すとちょっとだけニュアンスが違う。もちろん覚悟も時間も必要なので、自分に当てはめたときは同じのような気がするのだけど、やっぱり違うかな。政治経済、歴史、倫理辺りは佐藤さんの本と概ね同じだったような気がするけど、小論文とか現代文というのは目から鱗でした。それと、英語の勉強もかな。全体的に幹の部分は佐藤優さんの本と同じだった気がするけど、細かいところ具体的なところで少し違いがあって、また巻末の参考もとても参考になりました。こういう本を読むとまた、勉強しなくてはという気持ちになる。頑張ろう。
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今月の読書 1冊
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