先日に引き続いて、藤沢数希さんの「なぜ投資のプロはサルに負けるのか」を読みました。答えは簡単で、投資はプロがやっても勝率は5割。市場が効率的なら市場はすべての情報を織り込んでおり、それ以上の価格変動は予測できるものではなく、勝率はサルがランダムに行うのと同じ。バナナで働くサルより報酬が高いプロがやったほうがコストが高い分負けるという意味。非常に説得力がありました。金融工学の入門書はかなりたくさん読みましたが、こ入門書としてはこの本がベストのような気がしました。
なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
- 作者: 藤沢数希
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/12/08
- メディア: 単行本
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