りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

円高恐怖症のウソ

今日は新聞休刊日です。というわけで、通勤電車の中は、日経新聞ならぬ日経ヴェリタスを持って出社。今週の特集は「円高恐怖症のウソ」。「『円高・ドル安』で輸出企業の競争力が落ちて株安に。そんな方程式は過去のものとなった。通貨が多様化するなか、企業は相場変動への免疫を着実につけた。」というもの。今回は「為替マリー」という言葉を覚えた。外貨建ての輸出と輸入を均衡させて為替変動が業績に影響を抑える仕組みのこと。生産拠点を海外にうつせば、自然と為替マリー率は上昇する。為替マリーが進めば為替予約などのヘッジ手段は不要。でも、これはある意味の地産地消で金融技術とはいえない。企業が目指しているのは「コスト通貨バスケット」。取引に使う通貨を多様化させることで結果的に為替リスクを分散するというもの。なるほど、さすがです。
あと、気になった記事は「利上げレース3年目インフレ圧力で加速」という記事。ついに、中国、韓国がインフレ懸念で利上げに動き、新興国での利上げがあいついでいる。今後、トルコ、ブラジルは1%以上の利上げが予想され、先進国でも英国やユーロ圏の利上げが見込まれている。日米は今のところ利上げは予想されていないが、いよいよ金利が上がるときが来たような気がする。