佐々木融さんの「弱い日本の強い円」を読みました。一言でいうと現役の金融マンによる為替相場に対する解説書ですが、藤沢数希さんが絶賛していただけあって、素晴らしい内容の本でした。1)円高と円安 その本質を理解する、2)為替の市場とはどんなところか ディーリング・ルームで行われていること、3)国力が為替相場を決めるわけではない 長期的な為替相場変動の要因、4)円に買われる理由などいらない 中期的な為替相場変動の要因、5)強い雇用統計で売られるドル 短期的な為替相場変動の要因、6)米ドルは最弱通貨、7)米金利が下落すると円高になる 金利の動きと為替相場の関係、8)介入で「円安誘導」などできない 介入のメカニズムと効果、9)「対米ドル」相場一辺倒の時代は終わった これkらの為替市場と政策課題

- 作者: 佐々木融
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/10/12
- メディア: 新書
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