りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

知ってはいけない 隠された日本支配の構造

矢部宏治さんの「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」を読みました。確かに、タイトルの通りで、知らない方が良かったのかもしれないという日本政府と米軍との密約についての話。結論から言うと、日本は今でも米国ではなく米軍の占領下におかれているのと同じ状態であるという密約の存在とその影響についての調査結果。まあ、これだけ見ると、何となく眉唾な感じもするけど、確かに存在する資料でもあり、説得力はありました。それと、そういう風に理解すると何となく今の理解しがたい日米の関係も読みとけるところがあるということでしょうか。どうしてそうした密約が存在するのかについては、確かに占領下の日本が独立しようとするときに、朝鮮半島での戦争はタイミングとして悪かった。米軍が足場となる日本の独立を認めないというのは、判るような気もするし、日本の政府高官や政治家はいつも表裏があって、どこか庶民を見下しているところがあるので、そういうものが存在したと考えても不思議な感じはしない。それにしても、何ともモヤモヤとした後味。本当に知ってはいけないことだったような気もしました。

知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書)

知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書)

 

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今月の読書 3冊

1月からの読書 77冊

My fitness Report 171009

今日は午前中から勉強。集中して3時間勉強できた。「重点対策」の「午前Ⅱ」はこの2日間で一通り終了。ページ数で200ページ程度あるのだけど、内容的には復習なので一気にできたのは良かった。でも・・・やっぱり疲れた。3時間も机に向かっていると、背中が痛い。試験時間は3時間以上あるのだけど、なかなか難しい。

軽く昼食を食べてから、いつものコースを本当にゆっくりと。いい天気。まさにスポーツの秋です。ただ、やっぱり疲れた。疲れないつもりでゆっくりと行ったつもりなのだけど、以前より疲れを感じる。ということもあって、家に帰って、何となく出雲駅伝を見てしまいました。今年は東海大学。最近ずっと好成績を残している青山学院大学も、決して悪くはないのだけど、いい練習方法はどんどん他校に真似されるので、連覇するのは難しいですね。東海大学は6区間のうち5区間が2年生。今年は東海大学旋風が起こりそうです。

夕方、散歩をかねて買い物。家の近所を散歩しながら、小さな子供たちを見たりすると慎平君や里緒ちゃんが小さかった頃を思い出します。一緒に遊んだ公園とか、自転車を練習した道とか、買い物をしたお店とか。慎平君は一人暮らしを始めてから、全然連絡をしてくれないものだから、奥さんとはいつも慎平君の話ばかり。今日も、慎平君の話をした後だったからか、懐かしい公園のブランコでしばらく物思いにふけってしまいました。

夕ご飯まで、「午後Ⅱ」の問題に1時間半くらいトライしてみる。やってみると、内容よりも実経験の乏しさが露呈する感じ。そういえば、周辺部のシステムとのかかわりは長いけど、ITストラテジストが手がけるようなシステムとはちょっと縁が無かったかもしれない。今更ながら、午後Ⅱの難しさを痛感。でも、集中力が持たないので、お風呂に入ってご飯を食べてからは、普通に読書してしまいました。課題は多すぎ。あと1週間なのに、緊張感も無さ過ぎ。

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本日の走行距離 5.4km

今月の走行距離 10.8km

1月からの走行距離 1049.5km

ITストラテジスト 午前対策

昨日の反省を踏まえて、朝5時過ぎに起きて勉強に取り組む。今日は「重点対策」の「午前」問題。とりあえず、昨日と合わせて150ページくらいやってみた。午前問題は得意。まだ半分くらいだけど、間違いなく9割は行けている。ところどころ復習の必要性は感じるけど、これは何とかなりそう。

という訳で、余裕して午前のテニスを振替。かえって遅めの昼ご飯を食べて、親父さんのお見舞いに。帰りに、テニスラケットのグリップテープとテニスシューズの中敷きを購入。家に帰ってグリップテープの巻替えとテニスシューズの調整をしたら、疲れてしまいました。というか・・・思った以上にテニスで疲れている。今日は重点対策の残りの午前分を終わらせてしまうつもりが、テレビでSASUKEを見て、そのまま寝ることに。「午前」も終わっていないし、懸案の「午後Ⅱ」は今だ手につかず。なかなか勉強が捗らないです。

ITストラテジスト

いよいよ、来週がITストラテジストの試験日になってしまいました。今回も「重点対策」という参考書と「予想問題集」を購入。「予想問題集」は昨日までに「午前Ⅱ」と「午後Ⅰ」の問題を一通りやってみた。午前の問題はあまり問題ないと思うのだけど、「午後Ⅰ」はやっぱり鬼門。やればやるだけ自信を無くしてしまう。ざっくり自己採点で50点くらい。間違えた問題の3割くらいは問題文を読み落としたもの、残りはどちらかというと深読みしてしまったり、ちょっと足りない感じ。ずっと国語は得意なつもりだったのだけど、国語力の問題なんじゃないかと。ただ、業界知識があるところはやっぱり点がとれたりするので、基本的な知識不足なのかな。

というわけで、週末は勉強するつもりでしたが、今日は午前中、散髪や買い物等の用事を済ませて、午後から少し勉強したのだけど、夕方テニスに行ったら、疲れて手につきませんでした。結局できたのは重点対策を少し。ここまで、重点対策の方は開いてもいなかった。「午後Ⅱ」に全く手がついていないのも気がかり。ちょっと心配です。

リベラルという病

 山口真由さんの「リベラルという病」を読みました。とにかく大変勉強になりました。この本を読んで、アメリカのリベラルという言葉の意味がやっと分かったような気がします。一方で、日本でリベラルという言葉が馴染まないこともわかりました。

まず、覚えたい言葉=ポリティカル・コレクトネス。これは、人種 的、 性的、 性 指向 的、 いかなる 意味 でも 少数 者 を 差別 し ない こと。アメリカのリベラルはこのPCと強く結びついているということ。それと、「 司法 積極 主義」 と「 司法 消極 主義」という言葉。前者が「法律 を 拡大解釈 し て 司法 が 積極的 に 理想 を 実現 しよ う」 というリベラルな思想に結びついているのに対して、 後者は「民主主義 に 任せよ う 」と する スカ リア の 思想 をいい、この 主張 は、 共和党 インテリ の 思想=コンサバティブ の 核 でも あるようだ。アメリカの核家族についても触れたいけど、それは置いておいて、やはりリベラルにはエリートの傲慢さが感じられる。日本はどちらかというと自然への畏怖みたいなものがあるので、人知の及ばないところというのを肌感覚で知っており、リベラルな思想とは馴染みにくいという説明は説得力がある。それと、自民党が何といってもコンサバティブのようで大きな政府的動きをする。このために、野党はリベラルという考え方を対立軸に持って来づらいというのも説得力がありました。本当にいろいろと勉強になりました。必読本だと思います。

リベラルという病 (新潮新書)

リベラルという病 (新潮新書)

 

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今月の読書 2冊

1月からの読書 76冊

体調悪い

昨日飲んだのは失敗でした。蕁麻疹が出るとかは無かったのですが、本日は終日眠いし体調が悪い。勉強も予定通り進めるのが精いっぱいでした。今日はお風呂にゆっくり浸かって早めに就寝。

懇親会と安室奈美恵考

懇親会でした。ある程度予想していたことでしたが、案の定「安室奈美恵さんの引退について」意見を求められました。

これについては、まだ実感がそんなに沸かないというのが正直なところ。ただ、色々話していて、自分なりに思っていることもあるので、とりあえず今の段階での整理。

結婚、出産を経て、復帰した彼女は当初は絶大な人気を誇っていましたが、2000年代前半には少し人気に陰りが見られた時期がありました。浜崎あゆみさんや倖田來未さんの人気が出てきたことで、対比されることも多かったような気がします。

再ブレークという言われ方をしたのは2008年のベスト盤「Best Fiction」がオリコンで何週間も1位を続けたころからなのだけど、その前に2007年に発売されたアルバム「Play」はかなり良いできで、ファンに限らず高い評価をされていたはずです。同様にシングルでも2007年の「Baby Don't Cry」は安室奈美恵が歌うドラマの主題歌であったこともあって、注目されていたと思います。調べてみると、シングルでは2005年に発売された「Want me, want me」を最後にほぼすべての曲がドラマだったり、CMだったり、映画だったりのタイアップ曲です。最初は、彼女の歌唱力が買われて、CMに使うと変わらないルックスが絶大な人気を呼んで・・・という相乗効果があったのだと思います。

ファンからすると2003年ごろにSuite ChicというR&Bの活動があって、2005年には「Queen of Hip Hop」というアルバムが発売されたりで、従来の路線からかなり大きな方向転換がなされた時期で、そうした方向転換がまず歌唱力の点で認められ始めたのが2006年ごろ、CMに起用して変わらないカリスマ性が評価されたのもこの頃なのではないかと思います。

さて、微妙です。彼女はR&Bに自分の本来の方向性を見つけたわけだけど、再ブレークすると周りが必ずしもそればかりを求めていない。プロデューサーにとって、彼女の才能は魅力の塊だったでしょうし、コアなファンではなくマージナルなところにいるファンはどちらかというとCMやドラマで聴き慣れた曲を好きになる。彼女がコンサート活動で作り上げてきた新しい安室スタイルと世の中でカリスマとして注目されている安室奈美恵さんには少しずつギャップが出てきたような・・・そんな気がしていました。2015年に発売された、今のところ最後のオリジナルアルバムである「_genic」を聴いて、何となくこれが彼女が目指している方向性なのかなと思っていたのと、シングルで発売される曲に少しギャップがあるというか・・・違和感を感じていました。

だからなのかなと、今は勝手に想像しています。事務所とのいろいろも報道はされていましたが、まあ、そういうのもあるでしょう。作品を作り続ける難しさもあるでしょうし、パフォーマンスを維持する難しさもあるとは思います。別に理解したいわけではないので、全然それは構わないのだけど、とりあえず、勝手にそんなことを思っています。