りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

お前の罪を自白しろ

真保裕一さんの作品でした。原作は未読。政治家一家の孫娘の誘拐。犯人の要求は「お前の罪を自白しろ」。当然裏に政治が絡むのことが予想され、そこはある意味予想通りの展開。現役の国会議員であり副大臣、総理の側近の一人として汚れ役を買っていた政治家。もちろん、人に言えないようなことはいくつか心当たりがある。どこまで自白するのか。裏ではこの事件を利用する政治家たちの駆け引きも始まる。高度な技術を駆使した脅迫文のやり取り。犯人は特殊な政治団体だと思っていたら、意外なところに犯人がいました。ただ、本当にこの人たちが犯人なのかなというのは大きな疑問。動機は間違いなくある。政治家を失脚させたい理由も明確。ただ、彼らが犯人であるなら、もう少し彼らのことを詳しく描写すべきじゃなかっただろうか。あれだけの技術があるのことや、この方法を選択した背景とか。ストーリーとしては面白かったのだけど、そこのところにもやもやが残った。そこは原作を読むべきなのかな・・・

監督:水田伸生

脚本:久松真一

出演者:中島健人堤真一池田エライザ

おまえの罪を自白しろ