りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

ヒアリング

こういう役職をやっていると、こういうこともある。今日はコンプライアンス事案の事実確認の加害者側へのヒアリング。気持ち的には一番嫌なことだけど、加害者の言い分もしっかり聴く必要があるのは事実。そして、実際に聞いてわかったことは、「彼が理路整然と語る言葉、彼がいかに考え、配慮して被害者に接してきたか」ということでした。それでも時には厳しい指導は必要だと思い、考えた形で叱ったつもりが、パワーハラスメントの事案に。確かにそうだろうと思わせる内容でした。情状酌量の余地は多分にあるような気がする。ただ、今日も感じたけど、相手に隙を与えないで正論で詰められると、それはそれでかなり辛いというのも事実。特にメンタルが弱っているときには、相手の話をまともに聴くことはできない。そこでいくら正論で詰められても、心には響かないし、責められているだけと感じるのでしょう。全体の文脈ではそれほどおかしくない言葉も、そこだけ切り取ればハラスメント。ただ、受けてからすると厳しい物言いだったということなんじゃないかと思われます。何とも行き違いのある典型的な事案。お互いに不幸でした。ただ、結果は結果。相手に何か問題があったとしても、傷つけてしまえば加害者は加害者。言葉の暴力は怖い。