話題の作品。見逃してしまったのだけど、Amazonプライムで見ることができた。スポーツは野球よりもサッカーが好きで、野球は見る機会がないのだけど、最近の大谷さんの活躍は毎日気になる。当然WBCは全試合テレビで観戦した。だから、このドキュメンタリーの中身もおおよそ予想がつくものだったけど、それでも興奮して感動した。宮崎キャンプでダルビッシュが佐々木朗希にスライダーの投げ方を教えるところ。プロでもこういうことがあるんだって驚いた。昔、野村監督の本を読んだとき、オールスターで他球団の投手との化かしあいが書かれていたので、プロは、少なくとも現役の選手はそういうことは教えないのかと思っていたけど、WBCは特別なんですね。チームジャパン。もちろん、ダルビッシュだからというのもあると思うけど。大谷さんはやっぱり特別で超弩級のパワーを見せつけ、チームを引っ張る。ベンチの裏では本音もチラリ。最後は大谷さん対トラウトという漫画でもあり得ないような対戦。空振りの三振。最後はスイーパーなのかな、ググっと曲がったボールにトラウトのバットが空を切る。でも、感動的だったのは準決勝のメキシコ戦。1点ビハインドの最終回、大谷さんが二塁打で出塁してベンチを鼓舞する。吉田選手が四球を選び・・・村上様に「お前が決めろ」と指をさす。そして、不振だった村上様が期待に応えてサヨナラ二塁打を打つ。吉田選手の代走の周東選手の足が速い。全部、全部知っていることでしたが、それでも感動する。胸が熱くなる。めちゃくちゃいい作品です。