会社を少し早めに上がって、普段色々と指導いただいている顧問と指し飲み。基幹系システムっていうのは、それが利益を生み出すことが無い一方で、止まると経営の根幹を揺るがしかねない大事なモノ。経営の関心は低いけど、重要さは大きい。責任ばかり大きくて報われない仕事というところから話が始まった。
基幹系システムの難しさを語れるわけではないのだけど、何となく感じることはステークホルダーが多いこと。業務改革といった時に、誰のための業務なのかというのが大事な論点なのだけど、参加者の自己満足に終わらせず、やはり経営に資するシステムにしていかないといけないんだろうなというのが業務側の視点。
システムは、やっぱり基本的にCIAなのかな。機能面は業務側で整理するものとして、どうやって安全に安定的に動かせる仕組みに仕上げるかということ。これは、なかなか専門家にしか見えないし、経営には理解できないところでもあるから、どうやってそれを理解してもらうかというところも一つ大事な視点。今日は何度も都市計画という言葉が出てきたけど、都市をどうやって設計するか。マイグレーション中心に考えたM側は基本的には都市計画はそのままに、新しい要望を取り入れながらリノベーションをしている。細かい構造や機能はもちろん違うけど、都市のコンセプトは変わらない。一方リコンストラクションを指向したDの方は都市計画の根本から見直しをしている。もちろん、その背景もニーズも判るのだけど、都市計画のコンセプトはもっと明確にすべきなんだろうな・・・とは思う。それに、一番の背景にあったもの。ある意味Mからの押し付けなのだけど、ここはクリアしていない。基礎工事からやり直す割には、コンセプトは中途半端な改革に終わっている・・・それに全体設計図が見えないというのが顧問の指摘。その通りなのだけど、何か自分の係わり方が中途半端なんだよな・・・というところである意味愚痴になってしまうところを、今日は聞いてもらったというのが実際かな。焼き鳥、美味しかった。飲んで食べても終わったのが19時過ぎというのも良かった。サクッと初めてサクッと終わる。これも大事ですね。
