りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

ミステリという勿れ

本日は出社。久しぶりにプレゼンの機会があって、やっぱりプレゼンが上手く行ったときは気持ちが良い。

というわけで、気持ちよくサクッと帰ってきて、今日も月9の「ミステリという勿れ」を見る。この作品、毎回色々考えさせられるテーマがあるのだけど、それとは別に久能君がどうしてそのことに気づけたのかっていうところが正にミステリで、種明かしされてなるほどって唸るばかり。今回もそういうものがいくつも伏線であることは判ったのだけど、なかなか線でつなぐことができなかったので、作者に一本取られた感じでした。今回は、門脇麦さん演じるライカさんの正体が判るところ。同一解離性障害って、ミステリの世界では珍しくないものだけど、ライカさんそのものが父親からの性的虐待から逃げ込んだ結果産み出された人格であることが判ったことと、ライカという名前が父親が愛したカメラから来ていること、本人の人格が回復していくことで、ライカという人格が消滅してしまうという一連の話が何とも切ない感じでした。おみくじの「願い」のところには一言「かなう」の文字。ライカさんの願いが叶うこと=千夜子さんが回復すること、それはライカさんが消滅すること。ややこしいけどそういうことが、何とも切ない。久能君とのひと時の胸キュンがあった分、なおさら切ない思いに感じられてしまいました。