りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

女がそんなことで喜ぶと思うなよ

 鈴木涼美さんの「女がそんなことで喜ぶと思うなよ」を読みました。彼女のコラムは毎度読まさせて頂いて、なるほどなって思うことも多くて大変参考になりますが、そういうコラムをまとめたもの。本当は最新版を買いたかったのだけど、生憎Kindleで手に入らなかった。ということで、ひとつ前の作品。ただ、文字の種類や大きさを編集に活用しているせいか、これイメージファイルらしくて、Kindleでは字が小さすぎて読めない。というわけで、珍しくiPadで読みました。電車の中とかで読むのは、ちょっと辛い。

何となくステレオタイプで、全然自分は違うけどな・・・とか思うところも多いけど、やっぱりこういう傾向はあるんだろうな、そう思っていると理解できるなっていうところがあって、思わずノートしてしまいました。

・男が年を重ねるごとに何かしらを得ているのだとしたら、女は30歳の誕生日に持っているものの9割くらいを毟り取られ、その後は年を重ねるたびに残った1割をさらに数パーセントずつ剥ぎ取られているような気分で生きている

・男はどこの国のどの時代に生まれようとも、自分を高めてくれる女と自分を超えようとしない女を両方抱かずにはいられないのか

・モテる女というのはモテようとしている女のことだと、男が好きになる女というのはその男の好きを許容する女のことだと、女なら誰でもしっている

・女が稼ぐモデルや概念は許容できても、ヒモ体質の男を愛せるか、稼ぐ力のない男に魅力を感じ続けられるか、というとまた別である

・「男は別名で保存」、女は「上書き保存」という今ではお馴染みのよくできた男女の法則はあった・・・男は平気で女を怒らせるわりには。自分に好意を持っている女に嫌われる勇気がない奴が多い。モトカノや前妻に冷たくする罪悪感に耐えられないのは、優しいからではなく、単に嫌われたくないからだ。・・・君たちが嫌われないように努力すべきなのはイマカノに対してであって、過去にちゃんと冷たくして過去にちゃんと嫌われるという行動ができないと、女の中では自分の名前のファイルは綺麗に上書き、もしくは意思を持って削除されていくだけですよということです。

・「大事なのは君の意思だから」といわれるのであれば、その男に存在意義はない

・女は自分の男の成功を自分の成功と見紛う能力があるからだ。自分のオンナの成功を自分の喜びと思えない男。自分のオトコの成功を完全に自分の成功と思い込む女

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