りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

親父さんの入院

貧血の治療で親父さんが入院することになりました。まあ、貧血の原因に手を打たないので、対処療法といえばそれまでなのだけど、何もしない訳にも行かないので、入院して対処療法してもらうことにしました。

ある程度予想されていましたが、入院は予想以上に大変でした。要介護4の、いや限りなく要介護5に近い老人を移動させること、食事、排便、全てが介護施設のようには行きません。まず、大部屋では無理ということで、個室に移動。差額ベッド代は想定外でしたが止むを得ません。確かに大部屋では無理です。あと、貧血のせいもあるのか、ほとんど寝てしまっている。起きている時間がほとんどなかった。そうなると、人というよりはむしろ物体。ベッドへの移動も半端なく大変でした。しかし、様子を見る限り、ギリギリのところまで待って入院させたという印象。もう少し待ったら手遅れだったかもしれない。果たして治療効果が期待できるのかしら。

何回か話しかけたけど、本日はほとんど会話は成立しませんでした。認知症というよりは、今日の親父さんは完全に自分の世界に閉ざされている。人の話に答えるというよりは、自分から何かを訴えかける程度。いよいよ厳しい感じがしました。クリニックから連絡をもらったのが7月1日。あの時は実感がなかったけど、いよいよ覚悟を持って臨まないといけないなと思うようになりました。