りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

十二人の死にたい子供たち

原作を読まないで見て正解。次の展開が全然わからなくて、最後にそういうことだったのか・・・という形で終結。なるほどと納得いく形ではなく、そういうことかという感じ。それは、誰かが裏でシナリオを描いて、シナリオ通りに展開したのではなく、偶然がいくつか重なって、でもいくつかの手がかりをヒントに謎解きをすると、確かにそのストーリーには説得力があって、状況を上手く説明できるという流れ。舞台は廃病院な訳だけど、割と密室のシーンが多いこともあって、どこか舞台を見ているような感じも印象的。ただ、このお話の結論は、自分が考えて考えて、絶望的な気分になって「死にたい」と思うようなことでも、他人から見ると「何でそんなことで」あるいは「それでも生きてほしい」と思うような理由であることなのかな。とても面白い作品でした。

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