ノバク・ジョコビッチ選手の「生まれ変わる食事」を読みました。彼ほどの一流のアスリートであれば、当然食事にも気をつけていて当たり前という先入観がありましたが、そこには少し勘違いがあって、1)超一流になる前の彼は比較的食事には無頓着であったこと、2)食事といってもここで勧められているのはグルテンフリーとインシュリンの急激な上昇を抑える食事といえること、が本書のポイントではないかと思います。そして、食事の原則として、1)ゆっくり意識的に食べよ、2)肉体に明快な指示を出せ、3)前向きであれ、4)量ではなく質を求めよ、の4つを挙げています。食事は単に体調管理の基本であるだけでなく、集中力、メンタルにも大きな影響があるということも重要だと思います。とにかく生きるうえで食事は基本です。単に空腹を抑えるだけでなく、体によいもの、自分の体質に合った食事を心がけることで、人生の充実さが変わってしまうということを教えてくれる一冊でした。
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