小池龍之介さんの「もう、怒らない」を読みました。「考えない練習」が良かったので続けて・・・です。基本的には、自分の感性を大事にして見るもの、聴くもの、感じるものを自然に感じ、穏やかに過ごすということだと思います。
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○私たちから「穏やかに楽しく過ごす」自由を奪い、強引に不快にさせる怒りの煩悩。私たちの心身を煩わせ悩ませる「怒り」は、他の二大煩悩である「欲望」「迷い」と密接に結びついて発生します。無知な心がフラフラとさ迷う「迷い」故に「欲望」が発生し、「欲望」が暴走して満たされないとき、心は「怒り」に染まるのです。
○リアルな感覚をすべて無視していると、心と体がちぐはぐな状態になり、ストレスの元凶になる
○自分にとって何が心地よいかわからないこと、どんな心を作るとどんなフィードバックがあるかという法則を分かっていないことを、仏道では「無知」と申します。
○(十善戒リスト):自己ルールによって煩悩をがんじがらめにする「戒」
(一)思考について
・欲望を抑える(不貧欲)
・怒りを抑える(不瞋恚)
・迷いを抑え真理を洞察する(正見)
(二)発言について
・嘘をつかない(不妄語)
・批判をしない(不悪口)
・悪い噂話をしない(不両舌)
・無駄話をしない(不綺語)
(三)行動について
・生き物を殺さない(不殺生)
・盗まない(不偸盗)
・浮気をしない(不邪淫)
○同じ意味の言葉ばかり何十回も何百回も念じることで、憎しみや欲望といった相反する感情が、心に入り込む余地がなくなていく
慈:幸せたらんこと、安穏たらんこと
悲:苦悩なからんこと
喜:喜びがあらわれんことを
捨:執着から自由たらんことを
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- 作者: 小池龍之介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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- メディア: 文庫
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