りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

コスマネ

夏ですね。本当に暑かったです。今日はコスマネ室というところに呼び出されました。要は見積が高いというもの。ただ、この見積はさんざんユーザー部と調整したもので、精一杯割り引いたもの。ユーザー部からしてもさんざん交渉したので、ここで簡単に我々がさらなる値引きに応じると、彼らは彼らなりに立場が悪くなるみたいです。そんな前情報があったので、今日は全然折れるつもり無し。何をいわれても「精一杯頑張っているんです」「いや、もう十分に勉強させてもらっているから」の二つしか答えるつもりはありませんでした。で、いざ交渉開始。
「単価が高いんですよね」。「これは、会社のルールで決まっているので担当者が決まると決まってしまうんです。」と私。「もっと、安い人で代替できないのですか」「専門性が要求される仕事なので、他のメンバーをアサインすると品質や納期が守れなくなります」と私。「工数を見直せませんか」「いや、これはもう十分に勉強させてもらっていますから」と私。この3つのパターンが続くと、5分くらい沈黙があり、「困りましたね。」といってまた最初の質問に戻るの繰り返し。さんざん繰り返しているうちに、だんだん拷問のように感じられて、「じゃあちょっと値引きましょうか?」などといいたくなるような気持ちがこみ上げてくるのをぐっと抑える。1時間ほど堂々巡りが続いて「こういう態度をとられると、御社は交渉に応じてくれない会社ということで、今後の御社との取引が不利に働くかも知れませんよ」と脅される。次に、「ここは貸しということで、次のフェーズは何とかすると約束してもらえませんか」などと続く。「あの、別に借りている覚えはないんですけど」などと返せる余裕はありませんが「次のフェーズは次のフェーズということで」と抵抗。ああ、やっと終わると思ったら、また最初に戻って「単価が高いんですよね」といわれました。さすがに、「すいません。私がやりました」と自白させられてしまう容疑者のような気分でした。どっと疲れました。そして、検察にいじめられて自白してしまう容疑者の気持ちが良くわかりました。