りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

財政再建議論に欠けているもの

本日に日経新聞の大機小機は全文コピペしたい気分だ。タイトルは「財政再建論議に欠けているもの」というもの。現状把握、政策の目的、手段、手順の4つを上げており、特に4番目の手順は興味深い。米ハーバード大学のアレシナ教授らの研究では、OECD諸国における成功した財政再建にはひとつのパターンがあって、まず、歳出削減を集中的に行い、その後に増税を行うというものだ。増税を成功させる場合はほとんど失敗に終わるという。その理由は、増税を唱える政党は選挙に勝てないということと、いったん増税しても、歳出削減を通じて支出増加を止めない限り、さらなる増税が必要になるというもの。説得力がある。そういえば、竹中平蔵さんのツイッターでも「消費税を上げて政府債務が減ったことはない」と語っていたような気がする。仕訳はコンセプト的には正しかったのだけど、どこからおかしくなってしまったのかしら・・・