りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

ChatGPTは神か悪魔か

「ChatGPTは神か悪魔か」を読了。正直評価は難しい。この本、山口周さんのラジオ番組で知って購入したけど、AIに関する論客たちが一章ずつを担当する形の、ある意味論文集。ところが、最初の落合陽一さんの章は正直自分には良く分からなかった。これで、ちょっと折れてしまいました。山口周さんはいつものテイストで説得力があったと思う。同様に野口悠紀雄先生も読んでいてとても小気味よかった気がする。生成AIに書かれていたものとダブるところもあったけど、やっぱり良かった。ただ、残りの4人は、ChatGPT以前とChatGPT以後のAIをごっちゃに語っているようで、議論が少し違うような気がした。やはりChatGPTの登場でAIは明らかに新しいフェーズに入ったのだと思う。ある意味シンギュラリティは起こっているのではないかと。専門家の評価がその点で少し割れているような気がした。もう少し、状況を見極めたい。