りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

雪山の絆

実話であることが凄すぎる。この話は申し訳ないけど知りませんでした。雪のアンデスに放り出されて、70日か。途中、ラジオで捜索が打ち切られたことを知りながらも、逞しく生きる。生きるという目的のために、できることは何でもする。最後まで希望を持つこと、あきらめないことの大切さを教えてくれる作品だけど、果たしてあの状況で、生きることをあきらめないで希望を持てるのかというと正直自信がない。飛行機が墜落したこと、そこが雪深い山の中であること、もうそれだけで十分絶望的なのに、嵐にあい、雪崩のようなものにあい、食料も底をつきた状況の中で、どこまで生きられるのか?そこまでして生きて何がしたいのか?家族に会いたいとか、そういう単純だけど大切なことがモチベーションになるのかというと、おそらく、今できることを精一杯やる、考えてもしょうがないことは考えない、そういうことがメッセージなのかなと思った。生きて帰れたのは奇跡でしかないけれど、いつでも、どのような状況でも、今できる精一杯のことをやることの大切さが伝わってきたような気がする。

監督:ファン・アントニオ・バヨナ

脚本:ファン・アントニオ・バヨナ

出演者:エンゾ・ヴォグリンシク他

雪山の絆