午前中に勉強会に参加して、午後から檀家役員会。和暦で動く菩提寺は、今が年末。なので役員会の後は新年会ならぬ忘年会。役員会の議題は、何にせよお金のかかる話ばかり。予算が苦しい中で、やらなければならないことがいくつもあって、気持ちがどよんとする。ちょっと難しいこと、いろいろなことを先送りして、何とか来年度の予算の方向性だけは合意した。護持会費の値上げは、こうした背景からやむを得ないこととは思いながら、檀家にはなかなか受け入れがたいことかもしれない。それと、北陸能登の総持寺祖院の被害の復旧には数十億円の費用が掛かるらしい話を聴いて、何とも絶望的な気持ちになる。
忘年会はそのまま寺の離れで猪肉を頂きました。お寺であっても精進料理ではありません。お酒もビールとウィスキー。こういう席では、堅苦しくなくいろいろな話ができるのはいい。最初は神仏習合の起源に関する諸説。改めて勉強になりました。それと、まだまだ理解の届かない唯識の話とか、まあ聴いても良くわからないのだけど、これも改めて話ができてよかった。お金の話は厳しいけど、今日は良い話ができたような気がします。
