もちろん安定した面白さなのだけど、スケールが大きくなりすぎて、頭を使ったコンゲームといった印象が薄くなったような気がする。そして、最初からダー子さんが勝つことは判っていたのだけど、結局こういう取引があって、時には敵が味方になって、新しい仲間もできて、頭の整理が大変。結局誰が騙された人なのかっていうと、なるほど「やっつけた」だけなんですね。ただ、ジェシーとスターの面影が残っていたのが良かった。彼らがいないとコンフィデンスマンJPじゃないし。大物俳優がちらっと顔見世するのも良かった。もうこれだけで、存在価値があるなっていうのもあるし。最終章かと思ったけど、まだまだ続きそうですね。楽しみです。
監督:田中亮
脚本:古沢良太