りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

仕事と人生に効く教養としての映画

伊藤弘了先生の「仕事と人生に効く教養としての映画」を読みました。読後の素直な感想は、小津安二郎監督や黒澤明監督の作品をきちんと見てみたいというのに尽きる。作品に対するこだわりというか、「どう見せて、何を感じさせるか」を計算しつくして、王道を知りながらあえてセオリーとは違う作りをする。娯楽大作というのを見て楽しむのも否定はしないけど、やっぱり映画っていうのは作り手のメッセージをどう受け止めるか?だと思っていて、そういう意味では大変参考になる本でした。特に、伊藤先生が専門とする小津安二郎監督の拘りとか、黒澤明監督の作品とか、身近な例でいうと是枝監督の問いかける「家族とは」みたいなものは映画を考えるうえでとても良いヒントになったような気がします。あと、カメラマンとかそういうスタッフを気にする目線とか・・・とても勉強になりました。もう少し映画について知りたくなりました。

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今月の読書 4冊

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