辛坊治郎さんの「日本再生への羅針盤」を読みました。あとがきにもありましたが、確かにここまで書いたら週刊誌だの場合によっては命を狙われるリスクがあるというのはあながち嘘じゃないかなと思わせる内容。ある意味言ってはいけない不都合な真実。一番まずいと思ったのは隣国の話かな。後は原発の話、年金の話と梅毒が増えているという話に至るまで、確かにこういう事実があって、そういう解説をされるとなるほどなと思うことしきり。飯田さんの本を読んだ時は、事実に当たり、一次情報に当たって、自分で考えることの大事さみたいなものを学んだけど、こういう解説記事を読んでいると、こうした評論に当たることも大切。ここにも事実が述べられていて、確かに辛坊さんというフィルターは掛かっているけど、説明ロジックは明快。そして、手っ取り早くニュースを理解できる。何で売れっ子なのか判るような気もする。
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今月の読書 6冊
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