浜田宏先生の「その問題、数理モデルがかいけつします」を読みました。確かに読みながら紙と鉛筆が欲しくなりますが、数理モデルを具体的に判り易く解説している良書だと思います。トピックごとにつけられた参考文献もとても参考になります。統計的検定の話や馴染みのモデルもありましたが、行動経済学的な視点やゲームの理論などもう少し踏み込んで勉強してみたくなるテーマがいくつもあってとても良かった。特にプロスペクト理論は是非ともカーネマンの原文に当たりたいと思ました。
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