りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

LIMITLESS 超加速学習

 ジム・クウィックさんの「Limitless超加速学習」を読みました。この手の本は大好きなのですが、共通することと新しい学びがあって面白いです。Limitlessというタイトルが示すように、限界を超える。つまり、人間の脳は容量の決まったハードディスクというより筋肉のようなものらしい。使えば使うほど強くなり、保存できる量も増えていく。問題は、意識してそうしているのか、無意識の習慣からしているのかということ。ノウハウ的なことでいうと一定の時間を空けて復習を繰り返すと、情報は記憶に残りやすかったり、読んだところを思い出して書き出してたりして訓練すると記憶を助けることになるらしい。何となく経験値とも一致。睡眠不足は、人間の認知能力、集中力、記憶力、脳の健康のすべてを損なう。これも何となく判る。そして、有酸素運動を定期的にすると、言語記憶や学習に関わる脳の海馬が明らかに大きくなることが判明しているそうだ。研究では、週2.5時間の有酸素運動レジスタンス運動(筋肉に負荷をかけるトレーニング)を組み合わせるといいらしい。

まず、明確な目標を設定する。強く動機付けすることが最初の一歩。次は続けること。脳の健康のためにもう1つ欠かせないのは、「学び続ける」ことらしい。睡眠も重要。眠らなければ、学習や新たな記憶の形成に関わる脳の回路を作ったり維持したりできず、集中力が落ちたり、頭の回転が鈍くなったりする。睡眠は、神経細胞ニューロン)同士の連絡をはじめ、脳のさまざまな機能を支える重要な役割を果たしている。それどころか、脳と体は、睡眠中も驚くほど活発に働いているらしい。最近の発見から、睡眠は、目覚めているあいだに脳に溜まった毒素を取り除く『掃除係』の役目をしていることも解明されているらしい。

次にやることは、タスクを細かく分割すること。そうすることで、達成までの道が見えてくる。そして、集中力を高めるためには、散らかったモノを片づけると良いらしい。

そして、記憶。人は強い動機づけがあるとき、そのことを圧倒的に高い確率で覚えているもので、記憶したいものを自分なりに関連づけをすると記憶力が飛躍的に向上するということだ。

本の中のセルフテストをやってみて、自分は視覚的に理解し、記憶するタイプらしい。イメージを作って理解し、記憶に焼き付けるタイプ。色々実践してみたい。

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