りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

空に住む

多部未華子さんが好きだなって改めて思ったから、少しボーナスポイント、4.0点。本当は良く判らないことが多くて、気持ちポイント低めです。
原作とは全然違うんだなっていうのが正直な感想。原作は誰よりも心を許していた愛猫の死に向き合って、抱えきれない悲しみから、自暴自棄になったところから、最後は少しずつ立ち直る・・・というある意味でシンプルなストーリーラインがあるのだけど、多部未華子さんのキャラクターから、原作ほど激しく自堕落に性に溺れてしまうことはないだろうし、岩田剛典さんのキャラクターからも、たくさんの女性と遊びながらも、そうしなければならない何か意味を持たせたいと思うのは自然かな。
それに、ナギサさんでもそうだったけど、多部未華子さんはやっぱり働く女性という設定が合っているような気がする。だから、仕事を通じて、スターの見えない素顔を探るっていうのは有りなのかもしれないけど、自分としてはいらなかった。いらなかったと感じたものの中には、後輩がご主人に隠している子供の父親の話。大切なのは何故こうなったかではなくて、今ある現実を受け入れてどう生きていくのかってことだというような意味があるのかもしれないけど、本当に必要なのかなって思ってしまった。でも、じゃあ、何がメッセージなのかなとか考えると判らなくなってしまう。あと、コンシェルジュ柄本明さんとか、ペットの葬儀屋の永瀬正敏さんとか、これだけの大物をこんな風に使っちゃうんだというのはちょっと驚きでした。

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